特徴ある症状がいくつもあるのが非定型うつ【助けを求める事が一番】

うつの治療方針

聴診器

基本は薬物療法

うつ病の中でも非定型うつと呼ばれる症状は、典型的なうつ病とは異なった特徴を示します。通常のメランコリー型うつ病は気分がずっと沈んだままですが、非定型うつは楽しいことがあると機嫌が良くなります。そのため診断しにくいところがあり、専門家の間でも色々な議論がなされています。とはいえ単なる怠け癖とは違う心の病気なので、しっかりと治療する必要があります。精神科や心療内科では、非定型うつの治療にも抗うつ薬を用いるのが普通です。ただし一般的な抗うつ薬の中にも、非定型うつによく効く薬と効かない薬があるので、専門医の診断が重要になります。さまざまな薬を取っ替え引っ替え使うのは好ましくなく、信頼できる医師のもとで腰を据えて治療に取り組むことが大切です。抗うつ薬のほかに認知行動療法も非定型うつには効果的とされています。カウンセラーとの対話を通じて、うつ状態になった原因を明らかにしたり、コミュニケーションの円滑化を図ったりすることが、症状を改善する助けになります。一般的なうつ病と違って、ときには周囲の人間から励まされることも治療に役立つと言われています。気分が良いときは引きこもっていないで、少しでも仕事に取り組む努力をしてみることが大切です。非定型うつは男性よりも女性に多く、若いころから発症しやすいのが特徴です。早いうちに適切な治療を行わないと、うつ状態が慢性化しやすいので注意が必要です。うつ病の疑いがあったら、まずは簡単なチェックシートなどを使って自己診断してみましょう。普通のうつのイメージとは違って、非定型うつ病の場合は過食症や過眠症が現れることが多いと言われています。またちょっとした会話で傷ついたり落ち込んだりしやすいという特徴もあります。心療内科や精神科のクリニックを受診するときは、前もって予約しておくとよいでしょう。予約なしで受診できるクリニックもありますが、待たされたり他人と顔を合わせたりするのが嫌な方は、予約しておけば安心です。このとき自分で診断したチェックシートを持参すると、参考になる場合があります。カウンセラーとの対話を希望する場合は、医師に紹介してもらうことができます。なおクリニックでの診療には保険が適用されるので、忘れずに保険証を持参しましょう。特に女性は重要なライフイベントをきっかけに非定型うつを発症するケースがあり、パニック障害や社会不安障害を伴う場合も多いため、メンタルヘルスには日頃から十分な注意を払う必要があります。

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